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xToolP2体験記③ 材料の曲面加工に挑戦!

高性能で低価格(アフターサポート付・税込76万円~)を実現した新しいCO2レーザー加工機「xTool P2」の体験記第3弾です。

これまでのCO2レーザー加工機の彫刻は、平らな表面に加工するのが基本で、専用治具などを使うことでガラスコップのような材料の曲面にも加工をすることができました。

このxToolP2では、曲面レーザーヘッドに搭載されたセンサーを使って彫刻面の3Dデータを作成し、その曲面へのレーザーカット・彫刻が可能になっています。

そこで、今回はその曲面加工に挑戦してみます。

LDFの商材・木製「メジャーキーホルダー」を使って側面に加工したいと思います。

まず、adobe Illustratorで制作したデータを別名で保存>SVGで保存。

「xTool Creative Space」というxTool専用ソフトを使ってSVG画像を取り込みます。

そして「曲面の測定」ボタンを押します。

▲曲面の測定ボタンを押します。

▲曲面の測定ボタンを押します。

加工材料を動かないように固定して、加工する部分(四角)のはじまりと終わりの地点をチェックして測定(スキャン)します。

▲赤いスポットを見ながら矢印ボタンで調整し、測定する四角エリアの左上と右下の座標位置をボタンでマークします

▲赤いスポットを見ながら矢印ボタンで調整し、測定する四角エリアの左上と右下の座標位置をボタンでマークしますこの測定では、曲面の精度が調整できます。制度が細かくなればばるほど、スキャンの時間が長くなります。

▲測定密度を薄くすれば、精度は低いですいが、時間は早くできます。

▲測定密度を薄くすれば、精度は低いですいが、時間は早くできます。

 

▲測定密度を濃くすれば精度は高くなりますが、時間はその分かかります。

▲測定密度を濃くすれば精度は高くなりますが、時間はその分かかります。

▲測定開始後は、丸の数720をいくつ終了したかを表示する。

▲測定開始後は、丸の数720をいくつ終了したかを表示する。

 

計測が終わると、測定したデータのプレビューを3Dで見ることができ、そのプレビューを使って、彫刻するデータの位置合わせをすることもできます。

 

 

▲曲面の加工したい範囲を指定してスキャン。それを3Dでプレビューで見ることができます。

▲曲面の加工したい範囲を指定してスキャン。それを3Dでプレビューで見ることができます。文字(彫刻)がどのように加工するかも見れます。

 

▲固定した曲面部分に彫刻。

▲固定した曲面部分に彫刻。

 

▲曲面に問題なく彫刻できます。

▲曲面に問題なく彫刻できました。

 

表面にはイラストを彫刻。

▲表面にはイラストを彫刻します。

 

レーザー加工機の内臓カメラを使って加工する材料に位置合わせができます。

▲レーザー加工機の内臓カメラを使って加工する材料に位置合わせができます。

▲木製メジャーの彫刻の完成です。表面と側面の両方に彫刻ができました。

▲木製メジャーの彫刻の完成です。表面と側面の両方に彫刻ができました。

このxTool P2は、1月20日~2月28日まで、拓殖大学産学連携研究センター(八王子国際キャンパス)にて体験会を開催しています。興味のある方は、(株)LDFレーザーシステム事業部までご連絡ください。

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